成形性解析技術サービスについて

OPMラボラトリーの成形解析技術サービス(オプション)~試作成形段階から量産性能を予測できます~

サンプル成形品データ概要(成形材料:ABS樹脂)

材料の概要

材料の概要

材料タイプ Thermoplastic
総 称 ABS
メーカー TORAY
商 号 Toyolac 700-314
MFI MFI(220,10)=25g/10min
ファイバーパーセント 0.00(%)
溶融温度範囲 220-260(℃)
金型温度範囲 40-80(℃)
取り出し温度 110(℃)
固化温度 130(℃)

材料機械特性

材料機械特性

樹脂|商品名|メーカー ABS|Toyolac 700-314|TORAY
機械的 ポリマーのみ - 等方性属性
ヤング率: 2.7e+010 (dyne/cm^2)
ポアソン比 0.038 (-)
熱線樹張係数: 7.1e-005 (1/K)

成形条件の概要

流動時間 2.50(sec)
溶融温度 225.0(℃)
金型温度 60.0(℃)
最大射出圧力 170.00(MPa)
射出体積 10.0491(cc)
フローレートプロファイルセクション-1 30.00%
フローレートプロファイルセクション-2 68.67%
フローレートプロファイルセクション-3 49.05%
射出圧力プロファイルセクション 3
保圧時間 5.15(sec)
保持圧力 170.00(MPa)
樹点体積(%)によるVP切替 98.00(%)
金型開閉時間 5.00(sec)
取り出し温度 80.0(℃)
大気温度 25.0(℃)
冷却時間 5.00(sec)
Cycle Time 17.65(sec)
   

冷却回路について冷却回路はCav φ3.5相当、Cor φ3相当、入出はCav,Corともφ8となっています。

  • ノーマルクーリング

    ノーマルクーリング

  • コンフォーマルクーリング

    コンフォーマルクーリング

樹脂流動の様子と流動時間

樹脂流動の様子と流動時間

流動・エアートラップ解析

流動・エアートラップ解析

樹脂表面温度 冷却時間終了直後の解析結果樹脂表面温度に関しては約62℃~約79℃となっておりコンフォーマルクーリングの効果は
十分にあると推測されます。

  • ノーマルクーリング

    ノーマルクーリング

  • コンフォーマルクーリング

    コンフォーマルクーリング

冷却回路の効果

  • ノーマルクーリング

    冷却回路の効率として(CAV/COREの上下割の場合)
    CAV50%、CORE50%が最大値となります。

    しかしながらノーマルクーリングではCAV側の冷却は約14.5%~21%と低くCORE側の冷却も約18~23.5%と低い状態であり、肉厚の変化のある製品ほど固化速度が不均一になる変形が発生しやすいことになり意匠部、嵌合部とも品質不良が発生します。

    ノーマルクーリング

  • コンフォーマルクーリング

    CAV冷却約32.5%の効果に対して、
    COR冷却約47.6%の効果となっています。

    コンフォーマルクーリング